恵沢

平成 15 年 6 月 第 33 回全陶展入選

赤い辰砂釉と緑色の釉の流れと桃色っぽい釉薬が、柔らかいうるおいと、情けのようなものを表現しています。

国内、国外展へ作品を出品することが出来て感謝で一杯です。そんな自分の気持ちを優しい造形と温かい釉の流れで表現しています。下部の桜色した部分の釉薬は、私の最も工夫した色合いです。

どこの展示会場でも、自分の作品と対面する時の感激はひとしおですが、海外展での自作との出逢いは格別です。

現地の人々の関心、反応など確かめながら、作品と向き合う喜びは制作意欲を高め、作家冥利に尽きると言っても過言ではない。

こんなにも夢中になれる陶芸と出合って、感謝、感謝の私です。

年度作品名(クリックして各作品をご覧ください。)
1998~2000●辰砂壺(3点セット) ●求煌 ●太古 ●豊穣 ●辰砂花器 ●ある決断
2001●壺中の天 ●回帰辰砂壺~決断実行そして再生~ ●飛沫 ●辰砂壺 ●分水嶺
2002●想 ●試行錯誤 ●赤富士辰砂壺 ●祈りの辰砂壺 ●変形辰砂壺 ●登高 ●回想
2003●雲海 ●寛容 ●恵沢 ●決断、そしてやすらぎ辰砂壺 ●再生 ●時間と空間 ●赤富士辰砂壺 映 ●蒼穹 ●辰砂花器・趣 ●辰砂鶴首 ●萌芽 ●漲溢

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